拷問処刑娘
アペガの像

アペガの像とは、古代ギリシャに実在したといわれる、拷問処刑器具です。
スパルタの王ナビスが、妻のアペガに似せて作ったということから、その名がついたといわれています。

両腕の内側には青銅の釘がびっしりと並び、バネ仕掛けで開閉する仕組みになっています。
ナビスは自分に従わない者を 妻アペガに会わせると言って、
この像の前に立たせたと言われています。
そして次の瞬間にはバネが作動し、その者は両腕に挟まれ串刺しになってしまうのです。

この仕組みを聞いて、中世ヨーロッパのアイアンメイデンを連想した方も多いのではないでしょうか。
このアペガの像は、悪名高きアイアンメイデンの原型とも言われています。
とは言っても、実在したという証拠も乏しく、
技術的にも難しいとされていることから、
この像が存在したということを疑問視する声も多いです。
 

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