審問椅子

審問椅子

このトゲトゲの椅子は中世ヨーロッパに実在したものをモデルに描いています。
実際に多くの宗教裁判で使用されていたといわれています。
座面、背もたれ、肘掛け、などありとあらゆる部分に、
これでもかというほど棘がびっしりと並んでいます。

見るからに痛そうですが、実際にはそれほど痛くはないらしいです。
これだけの本数の棘が並べば、座る者の体重は分散されるため、
体に刺さる事は無く、見た目ほど痛くはないと言われています。
この椅子は、実際の痛みよりも心理的な恐怖を与えるために
作られたものといっても良いのかもしれません。

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